茨城県高校サッカー新人大会
1回戦 鹿島ハイツ№2会場  第1試合
鹿島学園 2(2PK4)2 土浦第一
得点:岡野くん×2
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前半に岡野くんのゴールで先行するも追いつかれ、後半も再び岡野くんのゴールで引き離すも再度、追いつかれるという苦しい流れのまま、前後半を終えて2-2(前半1-1/後半1-1)で延長戦へと突入。

迎えた延長戦も両チーム無得点のまま勝負の行方はPK戦へと委ねられることとなりましたが…先行の土浦第一高校が1人目こそ外したものの2、3、4人目が確実に決める一方、高校の鹿島学園は2人目、3人目が失敗。続く4人目が決め、両チーム4人ずつが蹴り終えた時点で[2PK3]となったものの、土浦第一の5人目が決めたところで試合終了.
[2PK4]で、残念ながら今大会の1回戦敗退が決まりました。


自分自身、会場で試合を見ていないので何とも言えませんが、観戦された父母会の皆さまのお話では、常に先行するゲーム展開ながら、どちらかと言えば終始、推され気味のなかなか厳しいゲームだったようで…。県内有数の進学校ということもあり、昨秋、早々に新チームが始動するなか、県リーグの2部参入戦(地区決勝トーナメント)を1,2年生メンバーのみで4連勝して勝ち上がった結果からも、私自身、「かなり手強い相手なんだろうなぁ」とは思っていましたが… 。

昨秋の選手権予選に続き、新チームになって最初の公式戦となる今回の新人大会でも辛酸を舐める結果となったこと、本当に残念無念の一言ですが…一番悔しい想いをしているのは、選手のみんなのはず!


キャプテンのハヤミ君をはじめケガで出場できないメンバーも多く、さらにはインフルエンザ等の影響でベストコンディションにはほど遠いメンバーが複数、見受けられるなかでの今回の敗戦をうまく咀嚼するのは難しいことかと思いますが…あえて昨年の関東大会予選の2回戦でPK負けした際にもこのブログに記したことを以下に書かせていただくと…

「実際に選手が何かを学ぶなら、勝った時より負けた時、敗北から学ぶことが本当に大きい。勝つことからは学べないことがある。ここ何試合か良い試合をしていたが、負けから学ぶことがある」
これは、元日本代表監督・イビチャオシム氏の言葉ですが、ゲームのなかで「通用したもの」と「通用しなかったもの」は、勝った試合よりも負けた試合のほうが明確に判るもの。 自らに「足りている部分」と「足りていない部分」と置き換えても良いと思いますが…チームとしても、個人としても、今日の敗戦から何を学び、今後にどう活かしていくか――大切なのはこの1点に尽きるはずです。 「勝ちに不思議な勝ちあり 負けに不思議な負けなし」 現・野球解説者の野村克也氏が監督時代、報道陣に対して試合の総括としてよく発したコメントですが、ご存じの通り、この言葉の意味は、「勝つときは、不思議な力や理屈では言い表せない要素が働くことがある一方で、負けるときは、必ず原因(敗因)があり、それは必然である。したがって、不思議な負けというものはない」というものです。 これは、スポーツでも仕事でも一緒。仕事がうまく行かないときには、うまく行かないなりの理由があります。それをきちんと振り返り、分析し、改善に努めなければ上達することはありません。理由のわからない“不思議な負け”は「ない」のです。 昨年の新人大会の決勝で敗れた際にも、ブログに記させていただきましたが…「負けこそ糧


今回の敗戦により、今大会のベスト8以上が得られる来る関東大会予選のシード権を逸し、同予選は昨年のインターハイ予選と同様「県東地区予選会」からのスタートとなりますが…さぁ、顔を上げましょう! 戦いの中に身を置く者であるならば、たとえ敗れても、戦うことを続けるのならば再び前を向くしかありません! この悔しさを糧に[トップ]チームの皆さんをはじめとするサッカー部の全メンバーがより一層、大きく成長され、来るべき新年度の県リーグ、関東大会予選、インターハイ予選、そして選手権予選で、必ずや再び「県チャンピオン」の称号の奪還を果たして頂けるよう、心からご祈念申し上げますとともに、私自身も憚りながら父母会の末席を汚すものとして(写真撮影を通しての選手のモチベーションアップ程度しかお役には立てないかと思いますが…)、引き続き、できうる限りのサポートをしていければと思っております。 選手、監督・コーチ、さらには応援にあたられたBチームの皆さん、父母会・後援会等、関係者の皆さん、本日は大変、お疲れ様でした。下を向かず、またみんなで頑張りましょう!