既にご存じだった父母会会員の皆様も多かったことと存じますが、サッカー部のホームページに「お知らせ」として掲載されましたとおり、一昨年の4月から鹿島学園サッカー部の総監督を務められている廣瀬龍先生が、来年度(2015年4月~)より、韓国・ソウルデジタル大学サッカー部の監督に就任されることとなりました(同大学サッカー部の下部組織の強豪ユース「Aceway Football Science Laboratory FC」の総監督にも就任される予定です)

僭越ながら、日本人初の韓国の大学サッカー部監督に就任される廣瀬龍先生の益々のご活躍を心よりご祈念申し上げますとともに、2月9日(月)付の報知新聞に掲載された記事を以下にご紹介させて頂きます。


茨城・鹿島学園サッカー部総監督の広瀬龍氏(58)が、韓国大学リーグ(Uリーグ)に今春から初参戦するソウル・デジタル大のサッカー部監督に就任することが9日、分かった。同リーグ初となる外国人監督として、3月から始まる同リーグで指揮を執る。同時に、下部組織の強豪ユースクラブチームの総監督にも就任する。 広瀬氏は、帝京高3年時の1974年度全国高校選手権で初優勝した時の主将で、FWとして活躍。その後、中大でも主将を務めリーグ優勝に貢献。フジタ工業(現・湘南)ではリーグ戦、天皇杯で日本一を経験するなど日本代表選手候補だった。 現役引退後、88年に山梨・帝京三の監督に就任し、創部3年目で全国高校選手権に導き、その後は帝京大、母校・帝京の監督、13年4月から鹿島学園の総監督を務めた。また、日本サッカー協会のS級ライセンスも取得済みだ。 ソウル・デジタル大は、01年に設立。学期毎に科目を受講して単位を取得でき、取得単位により大学編入も可能な遠隔教育機関。Uリーグに新規参戦する同大学が、広瀬監督の現役時代の経歴に加え、高校と大学の指導者として多くの選手を育成した点などから、新たな歴史をつくるのに適任者と判断し契約を結んだ。 広瀬氏は「監督のオファーを聞いた瞬間、肯定的に考えていた。韓国にも良い指導者が多いが、私の経験を活かして選手たちと一緒に良いチームを作りたい」と、新たな挑戦を心待ちにしている。